2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

モノマネも、一流だったらいいんじゃない? ―『模倣の経営学』井上龍彦著

最近はそうでもないのかもしれないが、どうも、このブログの中の人が子供の頃には、学校の先生の中に「オリジナリティ信仰」のようなものを強く持っていた人が、多かったような気がする。 それが全国的な傾向なのか、たまたまそういう先生に教わる機会が多か…

仕事の約束はちゃんと文字に起こしておかないとね―『ビジネスパーソンのための契約の教科書』福井健策著

それでは是非、契約書の方を・・・とまあ、このブログの中の人も、昼間は時にこんなセリフを口にする時があって、それはそれなりに緊張する瞬間ではある。 お客様に押印いただかないと、ビジネスが先に進みませんからねぇ。社会人になって数年目に、管理的な…

もう一つの大国のビジネスについて ― 『インド・ウエイ 飛躍の経営』 シテンドラ・シン他 著

インドが“実はIT大国である”という認識をもたれるようになったのは、いつの頃からだろう? 実は、このブログの中の人は、90年代半ばにインドに行ったことがあるのだが、当時はまだまだ“IT”という言葉自体がそれほどメジャーではなかったし、(IT革命なんて言…

量が質に転化しつつあるから怖いよね、という話 ― 『「科学技術大国」中国の真実』 伊佐進一著

今更こんな話をするのもなんなのだが、政権をとった民主党が「事業仕分け」なるパフォーマンスを大々的に行い、とある「仕分け人」が、世界1位を目指すスーパーコンピュータ開発に関する予算に噛み付いて、「2位じゃダメなんですか?」と発言して物議を醸し…