読書 国際・各国事情
なんだか、三題噺のようなタイトルになってしまったが、今回のお題はこの本。 どちらかというと、全体を紹介するというより、最近ちょっと個人的に気になったトピックを中心にまとめていこうと思う。タックス・ヘイブン――逃げていく税金 (岩波新書)作者: 志…
ホラー映画をもっともっと見る習慣があったら、面白かったんだろうなあ、この本。ゾンビ襲来: 国際政治理論で、その日に備える作者: ダニエルドレズナー,谷口功一,山田高敬出版社/メーカー: 白水社発売日: 2012/10/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: …
この週末に、今回取り上げる本の著者、内田樹氏の講演会を聞く機会を得た。 主な内容は、メディア論だったのだが、その最後、あらかじめ聴講者から集められた質問に内田氏が答えるところで、ちょっと面白い質問があった。 曰く、「内田さんの本は、どうして…
なんだか尖閣諸島の領有権をめぐって、中国での暴動が大変なことになっているらしい。ま、この100年くらい(いや、有史以来3000年近く?)あの国は大変なことが続いているんじゃないかという話もあるし、あの程度の暴動は、政府の意向が変われば、しれっと「…
久しぶりに書店で「タイトル買い」である。ま、本当にタイトルだけみて買ったわけではなく、ぺらぺらとめくってはみたわけだが。万里の長城は月から見えるの?作者: 武田雅哉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/10/12メディア: 単行本 クリック: 14回この商…
インドが“実はIT大国である”という認識をもたれるようになったのは、いつの頃からだろう? 実は、このブログの中の人は、90年代半ばにインドに行ったことがあるのだが、当時はまだまだ“IT”という言葉自体がそれほどメジャーではなかったし、(IT革命なんて言…
今更こんな話をするのもなんなのだが、政権をとった民主党が「事業仕分け」なるパフォーマンスを大々的に行い、とある「仕分け人」が、世界1位を目指すスーパーコンピュータ開発に関する予算に噛み付いて、「2位じゃダメなんですか?」と発言して物議を醸し…
多分、海外を紹介するバラエティやドキュメンタリーの類で見たことがある人もいるんじゃないだろうか? ナウル共和国の歴史と今、についてのレポートが、今回取り上げる本である。ユートピアの崩壊 ナウル共和国―世界一裕福な島国が最貧国に転落するまで作者…
アメリカ人はなぜ肥るのか (日経プレミアシリーズ)作者: 猪瀬聖出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2010/11/10メディア: 新書購入: 3人 クリック: 17回この商品を含むブログ (12件) を見るカービーダンスというのが流行っているらしい。 いわゆる…
アメリカ 選択肢なき選択 (日経プレミアシリーズ)作者: 安井明彦出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2011/07/09メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る「財政再建に向けた選択を先延ばしがちなのは、政治的な理由が大き…
ポジティブ病の国、アメリカ作者: バーバラ・エーレンライク,中島由華出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/04/10メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 40回この商品を含むブログ (12件) を見るビジネス書の世界には「成功法則」だの「自己実現…
サムスンの決定はなぜ世界一速いのか (角川oneテーマ21)作者: 吉川 良三出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/04/09メディア: 新書購入: 1人 クリック: 70回この商品を含むブログ (8件) を見るいや、昔はなんか「ああ、日本の…
民主党のアメリカ 共和党のアメリカ (日経プレミアシリーズ)作者: 冷泉彰彦出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2008/08メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 61回この商品を含むブログ (27件) を見るやっぱりアメリカという国はなんだか、よく分か…